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「大屋根リング」設計者、藤本壮介氏の大規模個展2025.07.28

こんにちは。
兼六土地建物のスタッフです。

過去のブログでご紹介した、大阪・関西万博の象徴「大屋根リング」。私は実際に万博会場でこの建築を目にし、そのスケールと造形の美しさに感動しました。

その設計者である藤本壮介氏は私と同じ1971年生まれ。同世代が世界を舞台に活躍する姿に刺激を受け、森美術館で開催されている藤本氏の大規模個展に足を運びました。


藤本氏は、これまで個人住宅や大学、商業施設、ホテル、複合施設など、世界各地のプロジェクトを手がけ、現在は2025年大阪・関西万博の会場デザインプロデューサーも務めています。まさに今注目されている日本の建築家の一人です。

個展では、過去の作品に加え、映像を通して建築に込めた思想やコンセプトに触れることができました。

とくに印象的だったのが、「作品を残すことも大切だが、実際に使う人々のことを考え、人が豊かになる建築をしたい」という藤本氏の思いです。

家づくりに携わる私たちも、住む方が生活しやすく、心地よく暮らせる住宅を提供したいと常に考えており、私たちの根底にある思いと重なり深く共感しました。

個展は、11月9日(日)まで森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)で開催中です。これから万博へ行かれる方は、会場でより充実した体験をするために、先に個展をご覧になってはいかがでしょうか。

森美術館「藤本壮介の建築:原初・未来・森」の詳細はこちらから
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/soufujimoto/index.html