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敷地の諸条件を考慮した新しいご提案2020.10.05

こんにちは。兼六土地建物の女性スタッフです。

先日、注文住宅をご検討中のお客様へ、
初回の間取りプランをご提案させていただきました。

他社様は真四角の間取りプランが多かったなか、
弊社は長方形を少し変形させたプランでした。
その理由は、敷地の南側にお隣の住宅があるため、
充分なスペースを空けずに
真四角な住宅をつくってしまうと、
午前中しか陽が入ってこないと考えたからです。

もちろん、一般的な四角い間取りプランのほうが
設計しやすく無難です。
ですが、敷地やお隣との間隔、
陽の入る方向などを総合的に考えたら、
南側は少しでもお隣とのスペースを空けて、
午後からもできるだけ長く
自然光を採り入れるのがベストだと考え、
南側に空間を設けるように少し変形させました。

お客様は
「このようなプランは初めてです。
こんな考え方もあるのですね」と驚かれ、
「自分たちの生活をもっとしっかりイメージして、
間取りを考えていかなきゃ」
と気づかれたそうです。

今回の提案がきっかけとなり、
お客様が新たな気持ちで
家づくりに取り組まれるようになったことが、
私はとてもうれしくて、
これからもケースバイケースで
柔軟なご提案ができるようがんばりたいと思いました。